エメラルドレイクからバージェスパスへ。
20kmのタフな周遊コースは、3kmで500mを登る勾配があったり、
景観の無い樹林を6kmもひたすら下るなど、ステキな?変化に富んだ内容。
でも、楽しい仲間と一緒なら賑やかに歩けるはず。
昨日と同じく、「水・木会」の亜紀子と麻紀、今日もお休みの啓子、
そして久し振りの中村美穂が一緒です。

冷え込んだ大気が身も心も引き締める!
最低気温はマイナス9℃ ちと気が早いんじゃないのぉ? ロッキーさん。
霜が美しい!


湖面からは水蒸気が上がり、これまた神秘的!

だから笑顔になれる!
きゅ~ん!と冷えきった空気でも、笑顔で寒さと仲良し!

ホントかい? と試されんばかりに、スタートから100分ずーっと日陰(笑)
太陽は元気なのに、我々は見つけてもらえず・・・・
登って身体があったまったら、冬の帽子も上着も不要になった。
そして、太陽とご対面。 ポカポカ気持ちい~~~~!

もっと登ったら、ピュアブルーのエメラルドレイクが全容で登場!

さらに登ったら再び真っ白な世界! 昨日と同じく、けがれなき純白の雪!!
日本では「白銀」と表現するけれど、ロッキーの雪景色はホントにまっしろ。
冷えた空気と澄んだ空気を混ぜ合わせると、ロッキーの白が出来上がり~!
ホンモノを見せたいなぁ・・・・

がんばったご褒美のパノラマ展望!

この景色を楽しみながら、世界遺産『バージェス頁岩』のふもとを抜けます。

森林限界の上は、古生代カンブリア紀(5億年以上前)の地層。
1909年、軟体組織まで見事に保存された化石が大量に見つかったことで、
『バージェス動物群』なる新たな学説が誕生。 生物の進化の過程が急速に
明らかにされた貴重な場所です。
有名な「アノマロカリス」や「ピカイア」の故郷。
現在でもたくさんの化石が見つかりますが、通常は立ち入り禁止地域です。
もっと進んだバージェスパスの周辺からは、南の景観が広がります。
フィールドの町が遥か眼下に、見慣れたMt.ステファンやカセドラルも、
いつもとは別角度で新鮮!

パスを過ぎたら、ひたすら下り。 雪が凍って滑りやすく、2時間も費やすことに。
でも、シダーやヘムロックなどヨーホー特有の針葉樹林が優しくお出迎え。
結局、9時間ものロングハイキングでたっぷりの充実感。
今日も2日分の価値がありました。
朝早くから同行してくれたみんな、ありがとう!
日本から「自分を見つめ直す旅?」の途中は麻紀。
来春から再びレイクルイーズで働くことが決まり、日本へ戻ることに。
今年の彼女とのハイキングはこれが最終日です。
麻紀へ
思いがけず5回も一緒に歩けて嬉しかった!
希望していたカナナスキスは来年のお楽しみだ。
09年のハイキング三昧を楽しみにしてるぜー! ありがとう、気を付けてな。
さて、来週もハイキングできるかな??
最高気温 5.9℃ 最低気温 -9.4℃
日の出 07:58 日没 19:00
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