7/28 焼け跡ハイキング

2003年夏、クートニー国立公園で発生した森林火災は記録ずくめ。40日以上続いた山火事は、最終的に15,000ヘクタールの森林を焼失。

クートニー国立公園とはいっても、実際の火災はバンフ・ヨーホー・クートニーの各国立公園が隣接し合う場所。バンフやキャンモアの町にも近く、観光客や住民に与えた影響も特大でした。

カナディアンロッキーに位置する4つの国立公園(バンフ・ジャスパー・ ヨーホー・クートニー)は、Fire-prone ecosystemと呼ばれる生態系で成り立っています。これは山火事の発生を前提とし、それに依存する生態系のこと。山火事跡は、その景観に異なる世代や種類を生み出し、植生構造のモザイクが出来上がります。ロッキーの自然が豊かに永続するためには、山火事が不可欠なのです。

あれから2年、ようやく閉鎖が解けたハイキングコースへ出かけてきました。山火事跡は、すでにヤナギランの葉が密集! 針葉樹の枝葉が無くなるだけで、地面にはたっぷり陽が射すのです。近いうちに鮮やかなピンクに覆われるかと思うとワクワクしてきます。ムースやエルク、グリズリーなど大型の哺乳類からリスやネズミ類などの小動物、草花や野鳥、そして昆虫にいたるまで、火事の恩恵を受ける生物はたくさん。黒こげの焼け跡が妙に輝いて見えたのは、青空のせいだけではないのです。

山火事バンザイ!

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