新たなスタート

5/18・19で、ウィルダネスファーストエイド(野外救急)を受講してきました。

救急車やヘリなどのレスキューへ引き継ぐまでには時間がかかりすぎる。
便利な都市圏とは無縁の状況下で行う野外・災害救急法です。
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WMA(Wilderness Medical Associates)が主催する、キャンモアで初の日本語コース。
やっぱ母国語による講習は有難い! 予習のお陰もあって、理解度高し。
初めてこの分野が楽しいと思えたし、もっと上のレベルも受講したいと思いましたよ。
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参加した17名は全員、無事に合格。 若い世代が多かったのも嬉しいことです。
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たくさんのことを学んだけど、特にヨカッタと思えることをふたつ。

ひとつは、自分の弱点を思い知ったこと。
このコースは、血のりの特殊メイクやシリアスな演技で真剣なシュミレーションを繰り返します。
慌てている状況では、頭が真っ白になって、自分が何も出来ないんだ ってことが良く分かりました。 
痛がって泣き叫ぶ人や意識が遠のいていく人を前に、どうやって自分を取り戻すか。

焦る、パニくる。 仕事でも日常でも直面することなんですよね。
普段の心構えや考え方の意識改革が必要なんだと痛感してます。
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ふたつめは、外傷(ケガや出血)だけでなく、疾病(病気)についても掘り下げてもらったこと。

応急処置って言われたら、ケガの手当てなどを単純にイメージしちゃうけど、
ファーストエイドの場合は、内科的な病気についの考察と判断も求められます。

これって、別にウィルダネスに限ったことではなく、普段の生活でも十分にあり得ること。
バンフやキャンモア地区では、救急車がたったの3台しか用意されていないそうです。

車で1時間も走ったら、簡単に携帯電話の圏外になってしまう、
電話が通じる場所にいたとしても、もしも救急車がすべて出払っていたら、
救急車が町のどこかにいたとしても、他の人を担当していたら、

そう考えたら、この土地ってどこでもウィルダネスになってしまうのでは??
だったら、このコースも身近に感じることが出来るようになるのでは?
オンタリオ州のある高校では、このコースが必修科目になったところもあると聞いてます。
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使いたくはない知識と技術ですが、イザというときに慌てないためにも、
日々、心身の準備を怠ってはいけないのだと感じています。

何はともあれ、自意識の改革。 ここから新たなスタートです。


緊張感いっぱいのシュミレーションの中にも、良き仲間たちと束の間の安堵感。
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WMAのリードインスタラクター、拓野さんと事務局の千鶴さん。
キャンモア開催のために1年前から通信を重ねてきましたが、メールや電話でのイメージそのままの
ステキなおふたりでした。コース終了後は我が家に宿泊、翌日は一緒に鳥見で過ごしてもらいました。
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拓さんが講習の最後に言った言葉が、とっても印象的でした。
「皆さんは、誰かを守りたいと思ったから、このコースを受講したんだと思います。
そう思った皆さんは、とっても優しい人たちです。 優しい人たちがもっと増えてくれたら、
万が一の事故やケガや災害が起こったときでも、誰かの命が救われるはずです」


こんなことを考えている拓さんこそ、とっても優しい人なのだと思います。
出会いとご縁に感謝、来年以降、またコースでお世話になります。有難うございました。
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