ウィルダネスファーストエイド

5/18・19 、日本人インストラクターによる、「WFA(ウィルダネスファーストエイド)」の
コースがキャンモアで開催されます。参加人数は16名になりました。 
主催: WMA Japan  http://www.wildmed.jp/

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「WFA」は、救急車やヘリなどのレスキューへ引き継ぐまでには時間がかかりすぎる。
便利な都市圏とは無縁の状況下で、僕らが自分の意思で行う野外救急です。

携帯電話が通じない場所が身近に多い、バンフやキャンモア在住者には、決して他人事ではないはず。

よって、関心や意識の高い人が、間際になってどんどん集まってくれてます。
わざわざケロウナから参加してくれる人もいます。
コースの締め切りも、前日のギリギリまで受け付けることに決まりました。 

実は、3年前から少しずつ気になりだしていたコースで、
バックカントリーの山中泊をこなせばこなすほど、その必要性を強く感じる自分がいました。

その気持ちは昨年から冬のバックカントリーを始めたことで確信することになり、
この資格を自分のスタンダードにしなければと思うまでになったのです。

ハイキングガイドをするために仕方なく受講するのではなく、
自らがその必要性を感じ、難しい資格だけども挑戦したい! って思えるようになった。
それだけでも、自分が成長できている証だと思っています。

去年の6月にコースを主催する担当者に連絡をとってから、足かけほぼ1年。
無事に受講できることになって、本当に良かった。

本音は2日間コースではなくて4日間のアドバンスコースの受講なのですが、
それは、来年の楽しみにとっておくことにします。
もちろん、来年も受けますよー! 使う機会がないとすぐ忘れちゃうだろうから(笑)


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大切な家族や仲間が、何かに衝突した場面を想像してみてください。
膝を押さえて痛がってます。痛がっている=意識があるわけですから、
CPR(心肺蘇生)の知識などはなんの意味もありません。

救急車やヘリを呼んでも1時間以上はかかるかも。それまでにできることは何ですか?

もしかすると、足を押さえているけど、本当は頭も打っていて、
徐々に意識が遠のいてくるかも? 意識はあっても、頚椎損傷があるかも? 
そんな悪い想像をどう省いて本当の症状と対策を導きますか? 

1時間以上も痛がる相手にどんな処置をして、どんな姿勢で待たせて、
どんな情報を助けに来た人たちへと提供しますか?
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WFAは、応急処置を学ぶだけの場ではありません。

むしろ、事故直後に命に関わる症状やケガがないかを探り、
その場で可能な応急処置をして救急車やヘリに引き継ぐまでの、
一連の流れを知る機会だと思っています。

自分はガイドでもないし、アウトドアに関わることも少ないから関係ないと思っている人も、
大事な家族や仲間が存在するからには、そして、ロッキーに住んでいるからには、
そんな場面に出くわすことだってあるかもしれないのですから。

苦しくて顔をゆがめている相手を前に、どう観察して、何を聞くか、そしてどう対応すべきか? 
ケアの優先順位は? どの程度の緊急度? 
そんなことを判断し行動できるようにトレーニングしてくれる場、
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そう考えたら、このコースの意味が見えてくるのではと思います。

昨年12月 大分で開催された様子
  → http://www.orangeplanet.info/?p=1193
高野さん、掲載許可有難うございました。

画像提供:奥屈斜路温泉 ランプの宿 森つべつさん http://mtbt.biz/
上野さん、掲載許可有難うございました。




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