非公認でも価値ある講習

まだまだ鳥見に夢中ですが、そろそろハイキングツアーの準備も不可欠です。
忘れていた感覚を取り戻していかなければ!

そのひとつとして、非公認のファーストエイド講習をガイド仲間に開催してもらいました。
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講師役は、後藤氏。カナダ山岳ガイド協会公認のスキーガイド&ハイキングガイドであり、
冬はスキーパトロールとしても活躍。 夏は日本人のハイキングツアーも担当しているため、
現状と問題点をいちばん理解してくれる頼もしい人物です。
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救急車を容易に呼べる環境でのファーストエイドは取得しているものの、実際のハイキングツアーは、
携帯電話の通じない山中ばかり。ウィルダネスにおける事故対策、応急処置については、不安だらけの
ガイドが多いのも現状です。

内容は、さすが!と何度も唸ってしまうような、痒いところに手を差し伸べてくれる、
とっても中身の濃いもので、それでいて、1日しかない時間を効率良く使ってくれました。
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その幾つかを紹介。

クライミング装備のひとつ、ウェビング。
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人数が少ないときや短い距離なら、「おんぶ紐」として使えます。
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落ちてる枝から小枝をきれいに切り落とし、搬送用の道具に。
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ふたりのザックに枝を通して、その間に乗せる。
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小柄な女性でも大きな男を運べちゃう?? 
実際に後藤氏は、ツアー中にこうやって歩けなくなった人を運んだのだとか。
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さらには、枝を2本とタープを使って担架搬送。
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タープがなければ、ザックで代用。
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腰ベルトや胸ストラップで人体を固定できちゃう!
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傾けても落ちませーん!
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でも、実際にこの方法は問題もありなので、ジャケットの袖を利用しての搬送も。
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後藤氏のオリジナルグッズ。ウェビングと紐、ポールを併用して、脚用のスプリントに。
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その他、ツアー中に起こりそうな捻挫や靴摺れについての処置方法なども。
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もちろん、救助用ヘリコプターの呼び方やそれに関わるお話もいっぱい。
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今回のことをきっかに、各自が、または各社がリスクと対策を真剣に考え、
全体に広がっていけばいいのになぁと切に思います。

事故が起こってからじゃないと動かないのが、日本の旅行会社。
格安に走りすぎた分、そこまで時間とお金を費やせないのが、ずーっと無視されてる大きな問題。

小さな力の集まりで、必ず打開していかなれば。

こちらの呼びかけに賛同して、時間を割いてくれた後藤氏、本当に有難うございました!
集まってくれた同士の皆さんにも感謝!

今シーズンも事故なくケガなく、たくさんの人がカナディアンロッキーで楽しめますように。






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